第78回 耳鼻咽頭科臨床学会 総会・学術講演会

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【目的】われわれは,保険診療下でCPAP適応および適応外の睡眠呼吸障害患者(SDB)に対して鼻科手術を行い対応している.2013年より2015年までに施行した症例を検討する.
【方法】簡易またはfull-PSGと自覚症状により睡眠呼吸障害の診断と重症度を判定し,AI, HI, AHI, ODI, SpO2<90%,最低SpO2,昼間の眠気はESSを用いて検討した.鼻腔通気度はアンテリオール法によった.modified Mallampati airway classification(MAC)を用いて口腔咽頭所見を検討した.吸気時鼻腔抵抗の高値,または明らかな鼻腔形態異常に対して複合鼻科手術(CNS)を行った.術後3ヵ月で効果を判定した.
【成績】CNSは重症OSASに対してPSG eventの有意な改善,ESSやいびきに対しても効果的であった.
【結論】CNSは各種SDBのいびき,昼間の眠気に有効であった.

2016/06/24 14:26〜14:44 P46群

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